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奨励 国会祈祷会07.11/21 「 人生 ― 私の転機 」  ツルネン幸子                   

 稲刈り後の脱穀籾(もみ)を乾燥するために敷かれた、ムシロの山をたたみながら、ふと見上げた山の端(は)には、オレンジ色や黄金(こがね)色に染まった荘厳な夕映えが広がっていました。

 田舎の山と田んぼの中で幼少時代を過ごした私が、この美しい大自然の営みと、その中に生かされているヒトの命の不思議さに感動をして、看護師という職業(しごと)に就き、理想に向かってひたすら仕事に励んでいた27歳のときです。組織社会の中で生きる厳しさや恋愛の挫折などが相まって、自分の将来が見えなくなってしまいました。大病院の3交代勤務をしながら責任も任せられ始めた中堅になる頃のことです。

 人生の先行きが見えない焦りと虚無感、無力と虚脱感が入り混じって、普通の結婚をする気にもなれず、かといって仕事だけに生きる気概も薄れ、食べることにも関心がなくなり悶々とした不眠の日々が続きました。疲れ果ててしまった私はある日、職場に常設された睡眠薬を、致死量より下回る量と知って少し多めに飲みました。それでも万が一と考え机の上には次のようなメモを残しました。「お父さん、お母さん、私は疲れてしまいました。少し休ませてください。もし目が覚めなかったらごめんなさい!」
  幸い看護師寮の隣室にいた親友が、普段と違った私の気配に気付き部屋を訪れ、昏々と眠る私にリンゲル液の点滴注射などをして目覚めさせてくれたのです。眠りの途中で起こされた私は、頭が朦朧(もうろう)として情緒が不安定でした。仕事もできない状態だったのでしばらく休みをとって、自己自律訓練のために入院療養をすることになりました。

 それでも私は、睡眠薬を飲む前にわずかながらSOSの発信を出していました。それは、私が勤務していた病院に入院されていた牧師さんの紹介で、当時病院近くのキリスト教会で宣教師として赴任していた、今の夫のツルネンマルテイと連絡をして電話相談をすることでした。この一回だけのSOS電話が、その後の私たちの道しるべになったとは、当時思いもよらぬことでした。それが私の人生を運命的に変えた夫との出会いだったのです。
  私の出来事を耳にしたツルネンが同情をしたのか、また運命的な繋がりを感じたのかは分かりませんでしたが、退院後、私の厚生と社会復帰における大きな精神的支えとなったことは事実でした。私たちはグループのお付き合いをしながら個人的付き合いへと変わっていきました。彼の生きる姿勢は、その頃も今も全く変わることなく大変積極的でいつも前向きでした。

 そんな中、私は彼が働く教会学校に通い“イエス キリストによる十字架の罪のあがない”という意味を知るようになりました。私の人生観が革命的に変わりました。キリスト教と縁のない古い家庭で育った私は、ただ社会道徳を守る親孝行娘でいればよいという一理想主義者でした。
  それまでは神様の救いに直接出会うチャンスもなく、人生に頼るよすがを持っていなかった私は、職場や社会の困難に立ち向かう強さも持ち合わせていませんでした。しかしこの時の出来事を通して、人生のつまづきや挫折の中にこそ、神様が私たちに救いを示されるのだということが分かったのです。平凡な小さな人間にも、イエス様はその大きな愛で罪のあがないと救いのチャンスを与えてくださるのだと実感することができたのです。

 洗礼を受け罪の許しを頂きました。そしてそれから歩む人生に夫というパートナーを頂いた私は、そこから驚くほど大きく強くなりました。お金や職にこだわることなく二人で助け合って行けば、神様が必ず傍にいて行く手を支えてくださるのだと思えるようになりました。
  夫が宣教師の職を辞してまで試みた、日本の政界への新たなチャレンジや、4回の次点を繰り返す先の見えない挫折と苦節を乗り越え、今なお挑戦し続けていられることに感謝の心がいっぱいです。
  かといって、弱い人間である私たちが、これまでいつも平安な心でいた訳でもありません。特に結婚後(あと)の5〜6間は互いの性格や感性、考え方の違いを分かり合うために激しい議論と葛藤の日々がありました。しかしそれも、お互いの気持ちを隠さない徹底した話し合いで、溝を埋めたり縮めたりすることができました。今にしてみればそれらの葛藤もみな、神様のなせる業でありすべてがその恵みの内に生かされていたのだと思えます。

 「挫折の中からも復活ができる」という神様の証と、信仰の必要性を、私はこの身の体験をもって学びました。神様からの大きな恵みの中で今、人としての使命を持って生きられることに感謝しています。
  神様と共に生きる喜びを、社会へ還元しながら新しい何かを作っていこうと真摯に取り組むならば、神様は必ず行く手に真理を示されるのだと確信しております。

<お祈りを致します>

 ご在天の神様。
  私たちすべての人に与えられた試練。それは真にあなたからの愛とご慈悲の賜物です。

 新約聖書、コリント人への手紙 第一の10章13節にありますように、
  「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます。」

 神様、貴方がお見せになる真実を今朝、わが体験としてお証させていただきました。この国会祈祷会に集う貴方の僕である兄弟姉妹の上に豊かに精霊が下り、これから起こるかもしれない乱世や困難に果敢に立ち向かっていけますよう、皆の信仰を強め励ましてください。弱き者を用いて下さり感謝いたします。あなたに頼り信じる平安が世々限りなく続きますように、主イエス キリストのみ名によってお祈りいたします。アーメン。

 

 

 

聖書 ヨハネによる福音書 15章:4−8節 (口語訳)新約166ページ

1504> わたしにつながっていなさい。そうすれば、わたしはあなたがたとつながっていよう。枝がぶどうの木につながっていなければ、自分だけでは実を結ぶことができない。

1505> わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。

1506> 人がわたしにつながっていないならば、枝のように外に投げすてられて枯れる。人々はそれをかき集め、火に投げいれて、焼いてしまうのである。

1507> あなたがたはわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたにとどまっているならば、なんでも望むものを求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。

1508> あなたがたが実を豊かに結び、そしてわたしの弟子となるならば、それによって、わたしの父は栄光をお受けになるであろう。

 

 


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